10月2日(土)は、日本豆腐協会が定めた「豆腐の日」です。そこで、前日の1日(金)と合わせて2日間、「豆腐祭り」を開きます。
この日のために、8月に一時帰国した際、埼玉県秩父原産の大豆を手に入れ、航空便でバルセロナへ送りました。田んぼの畦道や畑などでよく育ち、味も良いことから、この大豆を植えると借金が返せるというので、「借金なし」と名付けられた品種です。栽培が長く途絶え、「幻の大豆」と言われていましたが、最近になって地元の農家が復活させました。
各地に伝わる在来種の大豆は豆腐つくりが難しいので、成功するかどうか、自信が持てません。でも「木綿豆腐」をこれでつくってみます。成功したら、1日と2日に100丁を限定販売します。お祭りなので価格はいつもと同じ1丁1.9ユーロです。ぜひ、幻の大豆の味をお試しください。