4月12日に開業して3週間がたちました。月末なので、最初の収支計算をしたところ、かなりの売り上げがあるのに、赤字になりました。大きな原因は、包装資材のコストを考えずに価格設定したことです。
豆腐の容器をはじめ、弁当のパック、納豆の発泡スチロール製容器、さらには揚げ物を入れるビニール袋やお客さまに渡す買い物袋に至るまで、すべての包装資材は日本から運んできました。かさばるものが多いので、それだけで大型コンテナ1つ分になりました。店内には入りきらず、貸し倉庫を借りて保管しています。輸送費に加えて毎月の倉庫代もかかるため、予想外のコストになりました。
このほか、がんもや弁当に使う昆布、干しシイタケ、干しエビなども日本から運んできたものであり、かなり高くつきます。
店主はタダ働きを覚悟していますが、現在の価格ではそれでも店を維持することが容易でありません。そこで、まことに申し訳ありませんが、5月3日から以下のように値上げさせていただきます。
木綿豆腐、絹豆腐 1.9ユーロ
厚揚げ、三角厚揚げ 1.9ユーロ
がんも、京がんも 1.9ユーロ
納豆 1.2ユーロ
カツ丼 5.8ユーロ
一般弁当 6.8ユーロ
焼き鮭弁当 7.8ユーロ
なお、油揚げはまだ品質が安定していないため、おからはもっと利用していただきたいため、価格を据え置きます。
どうか事情をご理解下さいますよう、伏してお願いいたします。
店主拝